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米子東病院 || 社会医療法人仁厚会・社会福祉法人敬仁会グループ

院長ごあいさつ

患者様から、地域の皆様から、職員とその家族から、称賛され、愛され、信頼され、そして選ばれる病院となることを目指す

 米子東病院は回復期病床、地域包括ケア病床、療養病床合わせて95床とそれ程大きな規模ではありません。しかし、整形外科、神経内科、内科、循環器科等の医師が専門性を活かすと共に領域の壁を越えて診療を担当しています。また、数多くの優秀なリハビリテーションスタッフ、看護・介護スタッフを擁し、内科・外科等の別なく、回復早期からの集中的なリハビリテーション医療を提供しています。


 人口減少と高齢化が進んで社会問題となっている昨今、鳥取県西部においてもそれは顕著で、療養環境にも影響が濃く出ておりますが、医療福祉ニーズに「より細かく」対応すべく、当院では訪問看護ステーション、訪問リハビリテーション、通所リハビリテーションも設けています。当院を含む仁厚会・敬仁会グループ内には「特別養護老人ホーム ル・ソラリオン名和」、「介護老人保健施設 ル・サンテリオンよどえ」などの療養施設もあり、地域連携室は令和2年5月から新たに「西部地域医療介護連携センター ピノ・パルコ」として出発しました。当院とピノ・パルコを中心に在宅療養支援病院として近隣の医療機関と連携しながら在宅医療・看取りも含めた慢性期医療に対応したサービスを行っています。集中治療や先進性・専門性という点では急性期総合病院には及びませんが、地域の皆様と地域医療体制の中で地域の健康・医療活動に貢献し、地域の中核病院としての役割を果たすことが小職の願いであり、また決意であります。さらに患者様から、地域の皆様から、職員とその家族から、称賛され、愛され、信頼され、そして選ばれる病院となることを目指し、職員一同力を合わせて日々努力しております。


 なお、本邦を代表する建築家、安藤忠雄氏による斬新な設計の当院は、南東に霊峰大山を望み、北には広大な松林とその背後に美保湾と日本海が広がり、四季折々の花や野鳥に心癒される、閑静で自然豊かな環境に恵まれています。きっと快適な療養環境を提供できるものと自負しています。


 今後とも皆様のご指導、ご協力を賜りますようにお願い申し上げます。

 

 

2023年4月1日
社会医療法人 仁厚会
米子東病院 院長
武田 二郎

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