地域における公益的な取り組み
すべての社会福祉法人は、その高い公益性にかんがみ、「社会福祉事業及び第26条第1項に規定する公益事業を行うに当たっては、日常生活又は社会生活上の支援を必要とする者に対して、無料又は低額な料金で、福祉サービスを積極的に提供するよう努めなければならない」という責務が課されており、地域の福祉ニーズ等を踏まえつつ、法人の自主性、創意工夫による多様な地域貢献活動が求められています。(社会福祉法第24条第2項)
地域における公益的な取り組みについて、以下の事業に取り組んでいます。
生計困難者に対する相談支援事業【えんくるり事業】
家庭機能の変容や地域のつながりの希薄化、雇用形態の多様化にともない、様々な「生活のしづらさ」を抱えているにも関わらず、制度に結びついていない、あるいは、制度の狭間にあって、必要な支援を受けられない方がいるなど、地域における福祉課題・生活課題が深刻化しています。
このような課題に対応するため、鳥取県社会福祉協議会と鳥取県内の複数の社会福祉法人が連携し、支援を必要とする方をトータルで支える仕組みを創り、総合相談・支援体制をより充実させて自立支援を行う事業です。
<実施内容> ・総合相談、支援機能強化事業 ・社会資源開発事業 ・緊急一時避難場所確保事業
<相談窓口事業所> ゆりはま大平園 住所:鳥取県東伯郡湯梨浜町長和田1835-1
電話:0858-32-0780
よなご大平園 住所:鳥取県米子市二本木1690
電話:0859-56-6226
倉吉くらしの応援団事業
制度の狭間や多様化する地域課題を、社会福祉法人の持つ専門機能を活かして地域住民の安心した暮らしを応援するために、倉吉市社会福祉協議会が実施する社会福祉法人が連携して行う公益的な事業です。
<実施内容> 「高齢者の閉じこもり・介護予防への支援」として、地域のサロンへ専門職を派遣し、レクリエーション・講演等を実施
<実施事業所> ル・サンテリオン 住所:鳥取県倉吉市山根55-233
電話:0858-26-3051
サロンでの口腔体操の様子
足立区居場所を兼ねた学習支援事業
家庭での学習が困難な子どもたちに、家庭に代わる学習の場と安心して過ごせる場所となる「居場所を兼ねた学習支援」事業です。事業主体は足立区で、事業委託先のNPO法人が学習支援等を実施するにあたり、当法人の施設の一部を居場所として提供するものです。
<実施内容> 足立区在住の中学生・高校生の居場所として、施設の一部を提供
<実施場所> ル・ソラリオン綾瀬 住所:東京都足立区東綾瀬3-9-1
電話:03-5613-1176