平成30年11月29日。1129(いいふくし)の日に鳥取市障害者福祉センター「さわやか会館」にて鳥取市地域福祉相談センター(※1)開設セレモニーが挙行されました。

　深沢鳥取市長のあいさつの後、鳥取市より委託を受けた市内6法人の紹介に続き、新たになった看板の除幕式が行われました。ル・サンテリオン鹿野からは、管理者の上田医師が出席し、地域の中で誰もが安心して暮らせる町づくりに向けて決意を新たにしました。

 

引き続き、同会場にて「地域共生のまち・鳥取市」推進共同宣言調印式が執り行われました。

これは、社会福祉法人、NPO法人、ボランティア団体、自治会、企業等と鳥取市が、共同宣言することにより、各主体において、他機関との連携・協働を念頭においた地域福祉の推進に関する事業の企画・実施を促進し、事業効果の拡大を図り、地域共生社会の早期実現に資する目的で宣言するものです。

今回は、先ほどの６法人と鳥取市が共同宣言書に調印をしました。当施設においても今後、鳥取市と協働して「地域共生社会」の実現に向けて取り組んでいきます。

 

（※1）鳥取市地域福祉相談センターとは？

　住民が直面している様々な分野の福祉に関する相談を、身近な生活圏域において一旦丸ごと受け止める相談窓口です。鳥取市が社会福祉法人等に委託（協働）して設置するもので、地域福祉活動団体等と連携しながら課題の解決、あるいは専門の支援機関につなげ、悩みや不安を抱える人の早期発見、早期支援を図ります。このことから、相談センターは、誰もが住み慣れた地域で、いつまでも安心して暮らせる社会づくりの一翼を担う重要な施設となります。

 開所日時は、平日（月～金）の9：00～17：00（12月29日～1月3日を除く）です。

今後、相談センターの運営主体として、住民等からの相談に円滑に対応できる環境を整え、

①相談対応（助言、課題の解決、専門機関への取次）

②市への相談実績の報告

③鳥取市地域福祉相談センター連絡会への出席

④市主催研修会への出席などを主な役割として活動していきます。

又、相談センターが身近な相談窓口として住民に認知されるよう、社会福祉法人等と市がそれぞれの強みを生かした積極的・継続的な広報活動を展開していきます。