
院長ごあいさつ

藤井政雄記念病院 院長
平素より当院に対し格別のご支援・ご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
当院は1998年10月開設の倉吉病院内科病棟を母体とし、1999年12月に藤井政雄記念病院として開設しました。
そして2003年7月に現在の藤井政雄記念病院として新築移転を果たし、同年10月には緩和ケア病棟を増床し120床となり、多くの医療ニーズに対応できるようになりました。
開設当初から当院の理念は『いつでも誰にでも安全で質の高い医療を提供し、地域住民に必要とされる病院になるよう全力を尽くしますー病む人の気持ちになって、最善・最高の医療を提供するー』です。そして、『治し支える』ことを常に心掛け、地域医療に貢献いたします。
地域医療における当院の役割として具体的には、次の7つの取り組みを行っています。
①軽~中等度の急性期医療を提供し、地域住民の皆さんに迅速かつ質の高い医療サービスを提供します。
②慢性期医療にも力を入れ、長期的なケアと治療を必要とする患者さんに対して、継続的なサポートを行っています。
③終末期医療にも力を注ぎ、患者さんとそのご家族が安らかに過ごせるよう、心身両面での支援を提供しています。
④予防医療にも力を入れ、地域住民の健康を守り、病気の予防に努めています。
⑤在宅医療にも対応し、患者さんがご自宅で安心して治療を受けられるよう、必要な支援を提供しています。
⑥難病患者さんのレスパイト入院にも積極的に対応し、介護者の負担軽減と患者さんの生活の質向上に寄与しています。
⑦医療的ケア児・者の短期入院も受け入れ、地域の幅広いニーズに応えています。
中部地域は高齢化率も高く、そのため多疾患を持つ患者さんも多く、多職種による連携が重要です。医師、歯科医師、看護師、薬剤師、リハビリスタッフ、栄養士、事務職員などが一体となって患者さんにとっての最善のケアを追求し、患者さん一人ひとりの状況に合わせたきめ細やかな医療サービスを提供してまいります。 最後に、私たちの職員一人ひとりの努力と献身が、病院全体の成功と発展を支えています。職員の協力と連携が、地域の皆さんに最高の医療を提供するための原動力となっています。
そのため、当院では働き方改革を推進し、職員の働きやすい環境を整えることで、職員一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮し、より質の高い医療サービスの提供を目指しています。
今後ともご指導・ご支援を賜りますようによろしくお願いします。
令和6年12月