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藤井政雄記念病院 || 社会医療法人仁厚会・社会福祉法人敬仁会グループ

緩和ケア病棟遺族会「えにしだの会」開催

お知らせ

11月16日、当院緩和ケア病棟でお亡くなりになられた患者さんを偲び、遺族会「えにしだの会」を開催いたしました。

本会はコロナ禍を経て5年ぶりの開催であり、令和に入って初めての実施となりました。今回19名ものご遺族にご参加いただき、例年の倍以上となるご出席に、当院の緩和ケアに対するご遺族の皆様のお気持ちを感じ取ることができました。

会は、音楽療法士によるフルート演奏に続き、藤井教雄医師の心のこもった開会の挨拶で幕を開けました。その後、緩和ケアスタッフが亡き患者さんへのメッセージを映像とともに朗読しました。患者さんの生前のお姿が映像に映し出されると、会場には涙ぐむご遺族の姿が見受けられました。

続いて、オカリナの優しくも明るい音色が会場を包み、ご遺族の心を癒しました。藤井医師と看護師スタッフは各テーブルを回りながら、ご遺族とともに亡き患者さんの思い出や現在の生活について語り合いました。お互いの境遇に深く共感し、涙を流されるご遺族もいらっしゃいました。

最後にチャプレンさんから祈りのお話をしていただいた後、前田看護師長がご遺族に向けて感謝の言葉を述べ、閉会となりました。閉会後も席に残られ、互いにお話をされるご遺族の方もいらっしゃいました。 微力ではありますが、こうした集いを通じてご遺族の心の癒しと回復のお手伝いができるよう、今後もスタッフ一同、力を尽くしてまいりたいと思います。

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