ふじいろダイアリー#3「尿酸値が高いと言われたら-痛風を防ぐためにできること-」
院長 宮﨑 聡
高尿酸血症は成人男性の約3割、女性でも閉経後に増え、日本には推定1,000万人以上の患者さんがいるとされます。血液中の尿酸が高い状態が続くと、尿酸が結晶化して関節に沈着し、白血球が反応することで、強い痛みと腫れを伴う痛風関節炎が起こります。
また、高尿酸血症は、痛風だけでなく高血圧、心筋梗塞、脳卒中などの心血管疾患のリスクとも関連しています。
治療の基本は生活習慣の改善です。
プリン体の多い食品や過度の飲酒を控え、野菜や乳製品を取り入れ、十分な水分摂取を心がけましょう。無理のない有酸素運動も有効です。
それでも、尿酸値が高い場合や痛風発作を繰り返す場合には、尿酸を下げる薬による治療を行います。治療開始後の尿酸値の目標は6.0mg/dL以下で、これを維持することで痛風発作の予防や合併症のリスク低下が期待されます。
ご相談がある方は、毎週月・火・金の午前に外来を行っておりますので、どうぞお気軽に当院受付(℡0858-26-2111)までお問い合わせください。
