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ぽっかぽかの会 -脱水予防で皮膚の乾燥と認知症予防についてー
認知症の方を支える家族と意見交換を行ない、最大の支援者として交流をはかることを目的としているマグノリア「ぽっかぽかの会」は毎月第3木曜頃開催しております。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、定期の開催が難しい状況が長く続いておりました。
今月、久しぶりに開催し、ご家族に参加いただきました。
今月は、看護師より「脱水予防で皮膚の乾燥と認知症予防について」との標題で、講演を行いました。
●認知症予防には水分が大切であること。
●年を取ると、筋肉量が減少し、水分を蓄えられにくくなっていること。
●冬は空気が乾燥しやすくなるため、特に注意が必要なこと。
等、これからの季節に向けて注意すべき点を交えて話がありました。
また、脱水により、皮膚が乾燥すると、外部の刺激からのバリア機能が失われてしまうため、湿疹やかゆみが起きやすくなることも説明しました。乾燥予防のために、市販のボディクリームを塗ることでも十分効果が得られることを説明すると、皆さん「へぇー」と驚かれていました。
講演の後、質疑応答があり、たくさんの質問がでていました。参加された方々の興味を引く内容となった様子です。
脱水状態にならないように、こまめな水分補給を心がけましょう。
その後、担当職員よりご利用者の日頃の様子を、個別にお伝えしました。「なかなか会えないので様子が聞けてよかったです。」と、安心されていました。
また、会場では職員によるピアノの生演奏があり、参加された方の心を和ませました。
ご家族からは「生演奏の音楽が聴けて良かった」「とてもよかった。ぜひ色々な機会で演奏してほしいな」といった声が聞かれました。
会の始まる前には、窓越しでしたが、ご家族とご利用者と面会され、「久しぶりだなぁ」「元気しとったかえ?」と再会を喜ばれていました。
次回は、11月4日(金)に開催予定です。マグCafeと合同で行います。認知症に関する講演の他、作品制作も予定しております。詳しくはマグノリアまでお問い合わせ下さい。