倉吉病院では毎年食事アンケートを実施させていただいています。

今年の食事アンケートは8月29日(月)の食事について、2～5階の全病棟を対象に実施させていただきました。対象者214名のうち156名の方からご回答をいただきましたが（回答率72.9％）、ご回答いただいた患者様には改めてお礼を申し上げます。

 

＜調査結果＞

 

（１）食事量について

食事の量について伺いました。少ないが17.3%と高めに出ましたが、エネルギー制限が必要な方がおられることもあり、栄養状態を考慮しながら可能な範囲で個別対応を考えていきたいと思います。

 

 

（２）味付けについて

うすいと回答された方は、比較的女性より男性が多く、年齢では65～74の年齢層が多い傾向にありました。どうしてもうすいと感じる方や濃いと感じる方がおられるため、極端に濃い味やうすい味に偏らないように、適切な味付けに心がけていきたいと思います。

 

 

（３）全体的な満足度について

　｢満足｣｢ふつう｣と答えた方は合わせて85％で、前回調査(令和4年2月、87%)から－2%でした。食事量や味付けも要因ではありますが、めん類の希望や献立の工夫が求められており、今後もよりよい食事提供ができるように頑張っていきたいと思います。

　前回調査できざみ食の方の不満傾向が高く出ましたが(33.4%)、今回は12.5%と減少し、改善した成果が出ました。

 

 

✻なお、献立で好評なメニューは以下の通りでした。

　　カレー、ロールパン、卵豆腐、ラーメン、スパゲティ、メロン、スイカ、チャーハン、冷奴

✻今後も献立や調理方法なども工夫しながら、安全・安心・おいしい、健康的な食事提供に努めていきたいと思います。