認定看護師紹介
精神科認定看護師(日本精神科看護協会)
平成26年4月取得
主な活動内容は、老年期の特性、疾患やその原因を理解した適切な看護実践のための支援。 老年期患者様と関わる職員や家族様の支援。地域での出前講座など行っていきたいと考えております。
高齢化に伴い、社会全体的に高齢者が増えています。老年期はさまざまな疾患が出やすい時期です。認知症が一番印象的であるかもしれませんが、認知症のほかにも『老年期精神障害』の対象となるのは、老年期に好発する不安症や心気症などの神経症、躁鬱病などの感情障害、若年、青年期に発症し高齢になった精神障がい者です。このような障がい者を同じ「老年期」で一括りにせず、対象者や疾患に合わせたケアを明確に区別し専門性のある看護を提供するのが精神科認定看護師の役割であるといえます。一人ひとりの老年期にある方々が自分らしく生活できるよう援助していきたいと考えています。まだまだ未熟者ですが、みなさんと共に成長していけたらと思っています。
平成29年4月取得
平成27年度から専門領域の10領域が統合されました。私は第一期生となるのですが、認定看護師の役割である「看護実践」「相談」「指導」「知識の発展」を柱とし沢山の学びを得ることができました。多くの学びがあったのですが、その中から特に力を入れていきたいと考えている3つの事を挙げてみたいと思います。
①2025年以降は、超高齢社会が到来します。急性期病棟では高齢者の入院が多くなってきています。精神疾患だけでなく「疾患の多様化」などさまざまな知識が求められるようになりました。
身体疾患を含めたアセスメントカと柔軟に対応していくチーム医療の向上に努めていきたいと考えています。
②「入院医療中心から地域生活中心へ」という政策理念に基づく施策をより強力に推進することが明確化されました。支援者が主体となるのではなく、地域でその人らしい生活を送ることを目標に「ストレングス」「リカバリー」の視点で、あくまでも利用者(家族)の望む生活が出来るよう支援していくことが重要であると学びました。入院時より地域で生活する視点や生活のしづらさなど情報収集し、関連職員と協働し早期に介入していくことが退院支援には必要であると感じています。
③家族ケアについてです。不安や疲弊している家族は多く、話しができる場の提供など家族支援についても検討していきたいと考えています。
学びは実践に活かしていき、また今後も自らの知識や看護技術の向上に努めていきたいと思います。
日本看護協会認定看護師(認定看護分野 認知症看護)
中川由紀子 看護師
令和2年12月取得
日本精神科医学会認定看護師
平成29年取得
平成30年取得
日本看護協会認定看護管理者
平成26年取得
〇パープルタウン、倉吉未来中心、ふれあいはあとまつり等で『こころの健康相談』をさせていただいています。
(現在は新型コロナウイルス感染予防のため休止中)
〇看護師養成学校や、各種研修会等の講師もさせていただいております。