燃え尽き症候群・うつ状態・うつ病について
3つのストレス解消法1
暴風雪にもびくともしない松の木(ストイシズム・克己主義・禁欲主義的)、頑張る、根性。
ストレスに耐えてストレスを乗り越えストレスをつぶしてしまいます。松ノ木のようにがっしりと根を張って、暴風雪に耐えている姿を想像してください。
(松の木は耐えるだけだが、人間は,耐えながらストレスの原因、性質などを究明し、調べ、理解、研究し対策を立てることができます)
1.困った状況や追いつめられた立場に自分を置きます。つまり、嫌なこと、心配、苦労、緊張、などを進んで受け入れることです。
「頭を鍛える最上の方法は絶えず抵抗のある状況に身を置くことです。つまり、嫌な思いをする事であります」、「人から嫌な目にあわされて腹が立ったらむしろ感謝すべきあるこれくらい心身の賦活(活性化)に役立つものはありません」
また、若いときからつらいことをさりげなく毎日続ける習慣を身につけ、常に自分を鍛え続けることが大切です。「流水は濁らず、忙人は老いず」
仕事などは、自分の好きなこと、やりたいことが出来るのが理想ですが、実際はそううまく行きません。嫌な仕事、つらい仕事でも、喜んで受け入れるという気持ち、このような自発性、使命感をもって積極的に取り組むとやりがいが生まれてきますし、能率が良く疲れも少なくなります。(ストレスを使命感に変える)
2.夢、目標(生きがい)を持もって、達成に向かって創意・工夫します
山頂への道が苦しければ苦しいほど、抵抗が大きければ大きいほど、たどり着いたときの喜びは大きいものです。
退職した人が目標を失ってうつ病になることがあります。(退職うつ病、荷おろしうつ病)
また、大学に合格した直後気がゆるみ、「することがわからない、自由地獄だ」と悩むのが五月病です。社会人の登社拒否も自分の生き方や進む方向を見失ったときに起こります。
3.好奇心や野次馬根性を持って、何か変わったこと、新しいことを積極的に捜し実行して行きます。
そうすれば嫌なストレスも楽しいものに変わってきます。特に、中高年の人が惚けないためには、この心がけが是非必要となります。
出来るだけ若いときから、定年後にやることを考え準備しておくこと(出来るだけ多い方がよい)。定年を楽しみにして待つ、(わき目もふらずに働いて、気がついてみたら定年が来ていたという人が多い=仕事中毒)